この度ご指摘頂きました、次亜塩素酸水における報道について弊社の見解をご説明させていただきたく存じます。
第一に安全性についてでございますが
次亜塩素酸水自体は食品の消毒、また口腔洗口液などの消毒水としても使用されており人体への安全性の高いものでございます。
有機物とすぐに反応することで次亜塩素酸水内の塩素が無害化される性質を持っているため、体内への残留性が低く、次亜塩素ナトリウムやアルコールなどの消毒液より同量を誤飲した際の安全性の高い消毒水となっております。
O-157等の細菌やノロウイルス等のウイルスについては厚生労働省からも有効であると発表がされ活用されておりまた、「菌無」「ジアクリア」に関しても過去約5年間で健康被害の報告は0件となっております。
噴霧での使用についてでございますが、
基本的に噴霧散布された次亜塩素酸水を吸い込む量は大変少量となります。
前述した通り、有機物と反応し無害化される性質がございますので、健康被害を起こすには相当量の誤飲等をしなければ難しいと思われます。
弊社で販売させていただいている「菌無」「ジアクリア」はpH5.0~6.5
HOCL40~60mg/L(40ppm~60ppm)の微酸性次亜塩素酸水となっております。
現在販売されている一部の次亜塩素酸水については商品の濃度(ppmの数値)や液性のpH値を記載していない、根拠の薄い商品もあり、ご不安、注意喚起につながっているかと思われますので、ご参考にしていただければ幸いです。
*効果について一部経済産業省はNITEの発表について現在検証中であり各種メディアが報じる効果が無いという事は確認されておりません。
例えばアルコールに関しても60%以下もしくは85%以下でウイルス不活性化効果がかなり低減されることは証明されております。
次亜塩素酸水もph,塩素濃度によって効果があるもの、期待できないものと分類されるものと考えられます。 現在有効濃度の信頼性が高い情報としては北海道大学で検証された弊社同等の次亜塩素水ではコロナウイルスを不活化するとの発表もございました。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000056737.html
本件で使用されている次亜塩素酸水の濃度、ph当たりのボリュームゾーンが効果ありとなる基準が高くなるのではないかと考えられます。 *弊社取り扱いの
微酸性次亜塩素酸電解水はほぼ同一濃度となっております。
様々な報道があり大変ご不安ななか、ご返答が遅れ重ね重ね申し訳ございませんでした。
今後また発表があるとの情報も御座いますので、皆様には
発表後にご報告させて頂きます。
ご不明な点等ございましたらご指摘頂ければ幸いです。
株式会社ラングローブ
代表取締役 小林忠之